いよいよ今シーズンも最終戦。
トニーがこのレースで引退してしまいます。
印象に残っているレースは沢山ありますが、ピットロードで前の車のガスマンが邪魔でぶつけてボンネットに乗せたまま走ろうとした事や、窓から中指を立てて隣の車を威嚇しつつ体当たりしてスピンさせたシーンが印象に残っています。
ひとまずはお疲れ様でした。
レースはやはりチャンピオン争いをしている車が上位を走ります。
他が遠慮しているのか、特別なセッティングで走っているのか解りませんが、このシステムとなって最終戦のチャンピオン争いは解りやすいです。
そんな中ラーソンはコンテンダーを引き連れてトップを快走します。
4人の中ではエドワーズとロガーノが優勢に進めました。
ジョンソンやカイルはピットでスプリングラバーを外すなど大きな調整をして前を目指します。
ブレイニーのイエローでのリスタートでカイルが一気に前へ出るも、エドワーズが抜き返してレース終盤へ。
そのまま燃料レースになれば面白かったのですが、イエローが出てスプリント勝負となりました。
カイルブッシュが圧倒的有利かと思いきや、ピット作業が遅くて後方に下がります。
そうなるとリスタートが速かったロガーノが有利でしたが、エドワーズがブロックしてクラッシュします。
アレは100%エドワーズが悪いわけで、ロガーノはどうしようもありません。
これでカイルの2連覇かと思いきや次のリスタートで出遅れてしまいます。
その後タイア交換をして完全終了です。
ジョンソンが最後のリスタートでラーソンを抜くようなロケットスタートを決め、チャンピオンを決めました。
ジョンソンは終始息を潜めていましたが、最後の最後で大逆転勝利となります。
終盤にイエローが無ければエドワーズがチャンピオンだった展開ですが、最後は2転3転しました。
他のカテゴリーだとアレですが、NASCARのチャンピオン決定戦としては良かったと思います。
そういえば今回でスプリントカップというタイトルが終了との事です。
NASCAR人気も落ちていますし、親会社がNASCARを全く知らない日本企業となったので仕方ありません。
まあそんな心配しても何も始まらないですから、来シーズンこそはシーズンを通して面白いレースを期待しています。
最後に、今年もチラ裏のブログをご覧頂き誠にありがとうございましたm( _ _ )m。