NASCAR2017第4戦フェニックス

1マイルフラットのフェニックスに来てもペンスキーの速さが目立ちました。

今シーズンのルールだと他チームは悠長に構えているわけにはいきません。

そんな中、エリオットやラーソンなど若手が序盤から頑張っていたのが良かったと思います。

やがてペンスキーの2台はピットロードスピード違反で後方に下がり、2人のマッチレースとなります。

 

ただそこに待ったをかけたのが、カイル・ブッシュでした。

いつものようにリスタートで突き放し、そのまま勝利かと思いましたが、ロガーノにまた嫌がらせされます。

ロガーノに悪気は無かったはずですが、クラッシュしてイエローが出て、残り2周のスプリント勝負です。

これにはカイルもご立腹でしょう。

ロガーノは解説の石見さんがおっしゃっていたように、生え際が年々後退しています。

歳を取ればジダンみたいな髪型みたいにすればいいと思いますが、今は増毛で凌ぐしかありません。

カイルもロガーノをぶん殴るよりも、毛をむしった方がダメージを与えられると思います。

 

最後はオーバータイムでの攻防になりました。

1マイルのフラットオーバルだとオーバータイムのルールを考えれば、ステイアウトの期待値は高いはずですが、近年はタイヤの差が大きく「何でもかんでも4タイヤ交換が正解」という風潮があったので、ニューマンがそこを上手く突いた感じです。

ラーソンはステンハウスにぶつけられ、運が無かったように思います。

インタビューにもあったように、ラーソンは以前フェニックスのファイナルラップの最終コーナーでニューマンにやられた事をやり返していれば勝てていました。

まあそういう事をするとロガーノ化して、生え際も後退するので自粛したのかもしれません。

NASCAR2017第3戦ラスベガス

冒頭で紹介されていましたが、来年からロードン削って年間2戦になるそうで・・・。

ロードンはかつてマジックマイルと呼ばれるくらい面白いレースが多かったですが、最近はそうでもありません。

フラットの1マイルオーバルは貴重なので減らしてほしくは無いですが、集客面を優先すれば仕方ないのでしょうか。

 

レースはトゥレックスJRとケセロウスキーが引っ張る流れとなりました。

前戦好調だったハービックはタイヤバーストにより早々にリタイアです。

今年からガレージで直すのが5分以内というルールが出来ました。

カウル交換の禁止など、コスト削減の一環だと思うので、良いルール変更です。

コスト削減を推進して、何とか参戦チームを増やして43台に戻して欲しいと思います。

 

レースは終始トゥレックスJRとケセロウスキーとのマッチレースとなり、最終スティントで前に出たケセロウスキーの勝利で終わるかと思いきや、マシントラブルでトゥレックスに優勝を奪われた感じです。

悪気は無かったと思いますが、ついでにカイルの邪魔をしてしまい、ケセロウスキーを避けたカイルはロガーノとコンタクトがあって、ロガーノがカイルにやりかえして、最後乱闘がありました。

ケセロウスキーはこういう星の下に生まれたのでしょうか。

誰が悪いというわけではありませんが、カイルはもう少し冷静にならないとロガーノをぶん殴る事は出来ません。

カイルはすぐ表情に出るタイプですから、ロガーノもそのクルーも、そんな人間が近づいて来たらいつも以上に警戒しますよね。

そこらあたりは武闘派の諸先輩方は上手くやっていますので、参考にした方がいいでしょう。

NASCAR第2戦アトランタ

デイトナでは書かなかったルール変更について一言。

大きなのはステージ中間ポイントの登場です。

中間ポイントの設定位置が悪いと思います。

無難な所にセグメントの区切りを持ってきたので、レース内容は特に変わることはないはずです。

自転車競技のスプリント部門みたいに全く別のモノにすれば面白かったと思います。

選手権ポイントと同列に扱うなら、最初のポイントをスタート後10周目に設定していれば、予選から激しい闘いになるはずです。

 

そして問題は「ボーナスポイント大きすぎる」事だと思います。

プレイオフのボーナスポイントはホームステッド手前まで持ち越しというルールはいいですが、今年のシステムだとおそらく上と下とで40ポイント~50ポイント差が付くはずです。

これだと16台プレイオフに進ませる意味がありません。

プレイオフの区切りのレースは消化試合になる可能性が高いと思います。

シーズン中の消化試合感を無くしたいのは解りますが、それならボーナスポイントはもっと少なくても大丈夫です。

本当はちょっと前までやっていたようにポイントトップ10+ワイルドカード2台の方が消化試合になる可能性が低くなるので盛り上がります。

プレイオフも「12台で3台づつ落としていって、ホームステッドは補正なしのポイントリーダー1台加える」といった2種類の勝ち上がり条件を設定しておくと、色々な可能性が生まれて面白くなるのですが、そういった発想は無いようです。

 

レースはハービックが終始引っ張る展開となります。

やはり空力を変えてもダーティエアーの影響はあるようで、単調なレースになりやすい印象です。

ハービックがそのまま勝って何も見どころがないレースかと思ったら、ピットロードのスピード違反で脱落しました。

今回はねずみ取りに捕まるマシンが多かったわけですから、センサーの不良も想定してもう少し慎重に行くべきだったと思います。

その後ラーソンが先頭に立って、そのまま押し切るかと思いきや、ケセロウスキーの差し切りです。

ペンスケとガナッシとのマシン差は大きいので仕方ないでしょう。

 

チェイスエリオットは相変わらずリスタートが遅かったのですが、何が悪いのでしょうね。

ドライバーの腕でそんなに変わるとは思えませんが・・・。

NASCAR2017開幕戦デイトナ500

シーズンオフの話題で驚いたのはカールエドワーズの引退です。

昨年のテキサスでは(・・?という勝ち方をしましたが、あれが引退の花道だったのかもしれません。

ジェフ・ゴードンの引退ですら早過ぎだと思いましたが、エドワーズは30代で引退となります。

NASCARドライバーは50歳手前くらいまでやれるものだと思っていましたが、平日の営業活動含めて1シーズン戦うのが昔よりキツイのでしょうかね。

NASCARには無くてはならないキャラだったので残念です。

 

F1でチャンピオンを取ったロズベルクも引退してしまいました。

インタビューとか見る限り、相当ストレスを溜めていたようなので仕方ありません。

ちなみに昨シーズンのF1は一挙放送の時にフジテレビNEXTに契約して見ましたが、まあ特に感想もない内容でした。

チャンピオン争いを分けたのはオーストリアGPのロズベルクのブロックでしょう。

あんな体当たりはフォーミュラーカーだと許されないはずですが、処分が軽すぎます。

20年前に同じことをやったシューマッハみたいにシーズンポイントの取り消しが妥当のはず。

それくらいフォーミュラーカーでは御法度の行為だと思います。

今年のF1はタイヤなどが大幅に変わって、オーバーティクが無くなり、更にツマンナクなるという噂ですが、メルセデスの独走が終わるなら見どころくらいはあるのではないでしょうか。

 

一方でNASCARも結構なルール変更がありました。

それについては色々言いたい事がありますので、次回以降に改めて書きたいと思います。

 

デイトナ500は序盤からクラッシュの連続で、有力どころが全て消えちゃいました。

そんな中、ロガーノは生き残り、優勝候補筆頭の走りをします。

圧倒的なスピード差があったため、他のドライバーとしてはロガーノを何とか排除したい考えで、最後は外されました。

ロガーノが後ろを下がった時点でラインがシングルでホールドされます。

結局はガス欠で終わる車も居る中、カート・ブッシュが抜け出して優勝しました。

おそらく他のドライバーはカート・ブッシュをノーマークだったと思います。

ロガーノと同じエンジンを詰んでいるので、チート級の可能性があったわけですが、最後の最後まで牙を隠していました。

弟もチームメイトもおらず、早く仕掛けても後ろが付いてきてくれない以上、ファイナルラップまでじっと我慢するのが正解です。

カート・ブッシュがデイトナ500を勝つ日が来るとは思いませんでしたが、戦術的にはお見事としか言いようがありません。

ただ、ロガーノにしろブッシュにしろ周りの車とのスピード差があったので、プレートレースとしての興としてはどうかと思います。

NASCAR側としてはそこが反省点でしょう。