佐藤琢磨おめでとう。何年ぶりだろう泣いているのは。今日のダービーは人生の中で一番塩っぱいレースだったけど、今日のINDY500は25年見て人生最高のレースだった。#indyjp
— メタボ教授 (@metabopro) 2017年5月28日
多分最近泣いたのは琢磨がロングビーチ勝った時です。
以下リアルタイムにツイートした事
INDY500観戦中。ディクソンのクラッシュはイン側でコースの構造上壁への進入角は鋭角なのでドライバーは案外安全なのだが、カメラマンが怪我したように、パーツの飛散は防げない。NASCARだと中継カメラを遠隔に切り替えているが、フリーカメラマンの侵入も規制しないと。#インディ500
— メタボ教授 (@metabopro) 2017年5月28日
アロンソは流石の走りだった。ホンダは走りきれるエンジン用意しないと。137周目に入ればスプラッシュ含めて色々な展開に対応できたが、おそらくダーティエアーを嫌って入れなかった。序盤やんちゃに先頭争いしたツケを払った形。そこを理解しないとアロンソでも勝つのは難しい。 #indyjp
— メタボ教授 (@metabopro) 2017年5月28日
解説者が佐藤琢磨の偉業をイチローがシーズン最多安打に例えていたけど、流石にメジャーの記録&殿堂入り確実のイチローと比べるのはどうかと思う。ただ、それ以外に比較出来る偉業がないのも事実。国民栄誉賞なんて軽く受賞出来るレベルの偉業だが、日本じゃ議論もされないだろう。悲しい話だけど。
— メタボ教授 (@metabopro) 2017年5月28日
アロンソの走りについて補足しておくと、よくあるクリーンエアー番長で、後ろに下がると上がってこれなくなるパターンだと思います。
本当はグレハムとかが入っていたタイミングで入っておけばよかったわけです。
最悪ノーコーションで進んでも、スプラッシュとか昨年のロッシみたいな「後ろのマージンを計算して超燃費走法」という手段があります。
どう転んでも優勝争いが出来るわけです。
ゆえにあそこでピットに入らないのは作戦ミスなのですが、ポジションを下げるとマシンの挙動的にまずかったからステイアウトしたのだと思います。
一方佐藤琢磨はスポッターのロジャー安川さんがレース後言っていたように、途中で一度順位をドロップして走った事が最終スティントにつながったわけです。
アロンソはカートブッシュが走った時みたいに序盤は後ろで様子見して、ダーティエアーの挙動を確認しておけば違っていたはず。
それでもアロンソは現役のF1ドライバーとして格の違いを十分見せつけたと思います。
佐藤琢磨については言うことがありません。
終盤の2台抜きやエリオとの攻防を制しての優勝は圧巻です。
参加していればいつかは恵まれて日本人ドライバーがインディ500を勝てる事もあると思っていましたが、佐藤琢磨は2012年最後の最後で散ったので、「一生勝てない運命」だと感じていました。
初めてINDY500を見たのが25年前のアルアンサーJRとスコットグッドイヤーのクロスフィニッシュの年で、あまりに凄すぎて衝撃を受けたのを今でも覚えています。
「F1なんかツマラナイ、これからはINDY」と思ったわけですが、翌週のモナコGPのセナとマンセルのバトルを見て考えを改めるわけです。
あれから25年、色々ありましたが、今年のINDY500をリアルタイムで見れたのはモタスポファンをやってきて本当に良かったと思います。
簡単ではございますが、佐藤琢磨優勝おめでとうという事で急遽更新しました。